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カスタマージャーニーマップの作り方|AIで顧客体験を可視化する手順

公開日: 2026-04-18

カスタマージャーニーマップとは、顧客が商品やサービスを認知してから購入・利用・リピートに至るまでの体験を時系列で可視化したものです。「なぜここで離脱するのか」「どのタッチポイントが不足しているか」を客観的に把握でき、マーケティング施策の優先順位を正しく判断できるようになります。本記事では、実務で使えるカスタマージャーニーマップの作り方を解説します。

カスタマージャーニーマップを作る目的

多くのマーケティング施策が「自社視点」で設計されています。「この広告を出そう」「このキャンペーンを打とう」という施策起点の発想では、顧客が本当に求めている体験とズレが生じます。

カスタマージャーニーマップは「顧客視点」に立ち返るためのツールです。顧客がどの段階で何を考え、何に不安を感じ、何をきっかけに行動するかを可視化することで、施策の抜け漏れや優先順位のミスを防ぎます。

ジャーニーマップ作成の5ステップ

ステップ1:ペルソナを設定する

ジャーニーマップの起点はペルソナ(理想的な顧客像)です。年齢、職業、課題、情報収集のチャネルなどを具体的に定義します。ペルソナが曖昧だとジャーニーも曖昧になるため、既存顧客のデータやインタビューに基づいて設定してください。

ステップ2:フェーズを定義する

一般的には「認知→興味→比較検討→購入→利用→推奨」の6フェーズです。自社のビジネスモデルに合わせて「無料トライアル」「オンボーディング」などのフェーズを追加・調整してください。

ステップ3:各フェーズのタッチポイントを洗い出す

各フェーズで顧客がどこで自社と接触するか(Web広告、SNS、LP、メール、営業担当、カスタマーサポートなど)を書き出します。見落としがちなのは「検索結果でのスニペット」「口コミサイト」「比較記事」などの間接的なタッチポイントです。

ステップ4:顧客の行動・思考・感情を記録する

各タッチポイントで顧客が「何をするか(行動)」「何を考えるか(思考)」「どう感じるか(感情)」を記録します。感情はポジティブ〜ネガティブのスケールで表すと、体験の山谷が一目でわかります。

ステップ5:課題と改善施策を特定する

感情がネガティブに振れているポイント(ペインポイント)を抽出し、それぞれに対する改善施策を考えます。すべてを一度に改善するのは現実的でないため、CVに近いフェーズから優先的に取り組んでください。

ジャーニーマップを活用するコツ

  • 完成したマップはチーム全体で共有する(共通言語になる)
  • 半年に1回は見直す(顧客の行動パターンは常に変化する)
  • 複数のペルソナがいる場合は、ペルソナごとに別のマップを作る
  • データがない部分は仮説として記入し、後から検証する
  • マップの精度を上げるために、実際の顧客にインタビューする

AIでカスタマージャーニーマップを自動生成する手順

free-marketing-tools.jpの「カスタマージャーニーマップジェネレーター」にビジネス情報を入力すると、フェーズ・タッチポイント・顧客心理の素案が自動生成されます。

  • 1. ビジネスの概要(商品・サービス内容)
  • 2. ターゲットペルソナの基本情報
  • 3. 主要な集客チャネル
  • 4. 現在のコンバージョンポイント(問い合わせ、購入など)

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よくある質問

Q. カスタマージャーニーマップはどんなフォーマットで作ればいいですか?
A. 横軸にフェーズ、縦軸にタッチポイント・行動・思考・感情を配置する表形式が最も一般的です。PowerPointやGoogleスライドで作成するケースが多いですが、MiroやFigJamなどのオンラインホワイトボードツールを使うとチームでの共同編集がしやすくなります。
Q. データがなくても作れますか?
A. 仮説ベースで作成することは可能です。むしろ仮説を可視化すること自体に価値があります。ただし、仮説だけで終わらせず、Google Analytics、アンケート、顧客インタビューなどで検証していくことが重要です。
Q. BtoB商材でもカスタマージャーニーマップは有効ですか?
A. BtoB商材では特に有効です。購買プロセスが長く、関与する意思決定者が複数いるため、各フェーズで「誰が」「何を」判断しているかを整理しないと、施策が的外れになります。BtoBの場合は意思決定者ごとにジャーニーを分けて設計してください。
Q. ペルソナ設計とジャーニーマップ、どちらを先に作るべきですか?
A. ペルソナが先です。ジャーニーマップは「誰の体験を描くか」が決まっていないと作れません。free-marketing-tools.jpの「ペルソナビルダー」でペルソナを先に作成してから、ジャーニーマップの作成に進んでください。